●赤ちゃんの最初の学校は親の膝の上、その先生は親です!
赤ちゃんのときに狼にさらわれ、狼に育てられた子どもは、人間の言葉を話すことができず、人間らしいことができなかったと言われています。つまり、人間は、人間による教育で、「人間」として育つのです。
ヒトとして生まれてきた赤ちゃんの最初の学校は、親の膝の上や腕の中で、その先生は親です。つまり、生まれたときから親による教育が始まっているのです。しかし、子育てに自信が持てなく、家庭で行うべき子どものしつけや自立の教育を、人や学校頼みにしていることはないでしょうか。

●家庭では、人間としての基本的な生活習慣を教えましょう
人間として生きていくには、言葉遣いや礼儀作法を初め、人の話をしっかり聞く、決まりを守る、身の周りの整理整頓、生活リズムの確立など、さまざまな生活習慣を身につけることが必要です。 これらの基本的な生活習慣を教育する場が、家庭という学校で、その先生は親です。「三つ子の魂 百まで」といわれるように、乳幼児期に心の根幹が形成されますから、親の役割は特に大切です。