月刊ポピーは、全日本家庭教育研究会(全家研)が発行する家庭学習教材です。 このWebサイトは、全家研本部の公認支部サイトです。
秋田中央支部(秋田県)

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家庭学習はなぜ必要か?

7章 家庭学習に関するQ&A

共働き家庭です。小学校低学年の子どもにはどのように関わってあげればよいでしょうか。
まず、子どもに、親が共働きをしている理由を、よく話しましょう。子どもなりに理解してくれれば、自分もがんばらなければと、一生懸命に家庭学習に励んでくれるでしょう。その上で、1日の家庭学習時間を約束し、計画表をいっしょに作成します。毎日、次の日に勉強する内容と方法を教えておきますが、宿題のある日は、それを先に片づけさせることが原則です。宿題が済んだら、その日の予定の勉強をさせるようにします。
親が帰ってから、勉強の成果をいっしょに見て、よくできていたら、「がんばったね」とほめながら、大きな花マルをつけてあげます。間違えたところがあれば、ヒントを出してあげましょう。
休日には、会話をしながら親子共学をします。いずれにしても、親といつも心がつながっているという感情の交流が大切です。
中学生からは、塾に行かせるべきでしょうか。
基本的には、授業をしっかり受け、計画的に家庭学習を行えば、中学校での勉強は十分です。しかし、中学生になると塾通いを始める人が多くなるため、不安になるものです。塾には、補習塾、進学塾、総合塾、個別指導塾などの特色があります。塾に行く場合は、学習目的を明確にして、その目的にあった塾を探すことです。そのためには、体験教室に参加してみるとよいでしょう。
塾に行っても家庭学習は必要です。塾で、授業の復習をすべてカバーすることはできませんから。
不得意教科はどのように勉強させればよいでしょうか。
まず、不得意になった原因を、子どもによく確かめてみましょう。先生が嫌い、授業がわからないなど、さまざまな理由が考えられます。多くの場合、どこかの段階でつまずいて授業がわからなくなり、その教科が不得意になるようです。さらに、その教科の勉強をしなくなるため、ますます不得意になるという悪循環に陥るのです。
この場合、現在の授業内容を、少しでもわかるようにさせ、自信を持たせることが大切です。そのためには、教科書・参考書・ノートに基づき、毎日少しずつ復習し、どこがわかり、どこがわからないのかをはっきりさせます。わからない部分については、親もいっしょに考えてあげましょう。親がわからない場合は、学校の先生に質問させるようにしてください。先生は必ず親切に教えてくださるはずです。最初は勇気が必要ですが、徐々に慣れてくるものです。
このように、少しずつでも授業内容がわかってくると、不得意意識が薄らぎ、授業を熱心に受け、家庭学習も積極的にするようになります。ただし、不得意の早期発見が大切です。
集中力をつけるにはどうすればよいでしょうか。
基本的には、落ち着いた家庭の雰囲気を作ることです。勉強に関係のない物を片づける、テレビを消すなど、集中できる環境作りをします。また、勉強時間は短めにしてやらせます。仮に、予定の勉強が時間内で終わった場合は、しっかりほめて、勉強を終了させます。集中して勉強したときの気持ちよさを体験させましょう。ただし、勉強時間が余っているから、追加の勉強をさせるなどというのは厳禁です!
授業で先生の説明をしっかり聞けない子どもの場合は、話し手の目を見て、うなずいて聞くようにさせます。そのためには、親も、子どもの話を聞くとき、子どもの目をしっかり見て、うなずきながら、最後までよく聞いてあげることが大切です。
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